昨日日付変わるまでに読みきれなかったので

探してた村上春樹訳のが図書館にあったので
以下感想


最初、主人公は洋書のティーンものにありがちなセックスセックスゥッ!君かな…とか思ってたら
予想をいい意味で裏切ってくる中2病全開の妄想暴走ニートwwwこれはひどいwww


主人公の社会への反感、堕落した感じが無理なく伝わってくるところがうまい。
自分(と兄妹?)を過大評価したり過小評価したり、感情の浮き沈みの激しさもすごくリアル。
思春期の心の不安定さの活写は今まで読んだ小説の中でトップです、間違いなく


主人公は社会に反抗しながらも前向きに生きていこうとする、って感じのエンドだったけど
この本は乱暴にまとめると「社会も教師もクソだけど勉強しろ」と言いたいのかな…
まぁ思春期のうちに読んでおくべき一冊です。できれば童貞のうちに


あと、洋書で読んだらもっとスラングが多くて楽しそうだな、とも思った。いつか読むか。